理事長挨拶
当財団は、働く人の健康保持と労働衛生・産業医学の発展を目的に平成3年3月に設立いたしました。平成24年4月には福島県知事の認可を受け「公益財団法人福島県労働保健センター」として新たにスタートし、福島県内で働く労働者とその家族さらに一般市民の予防医学の普及推進を図ってきております。
現在急速に高齢化が進んでいる時代にありますが、2017年10月現在、日本の総人口1億2,671万人に対し65歳以上の人口(高齢化率)は27.7%となり、さらには75歳以上の割合も13.8%を占めているのが現状であります。2065年にはさらに高齢化率は上昇し38.4%に、人口の2.6人に1人は高齢者となる予測が出ております。{出典:平成30年版高齢社会白書(内閣府)}
このような社会的背景から「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」である『健康寿命』を延ばすことが急務であると考えられます。
当センターにおきましては、より精度の高い健康診断を提供できるように医療機器の整備を図るとともに検査技術の研鑽に努め、様々なニーズにこれまで以上にお応えできるような柔軟な体制づくりを目標に、お客様から選ばれる健康診断機関となれるよう職員一丸となり邁進する所存でございます。
公益財団法人
福島県労働保健センター
理事長 佐藤 卓也